新年度の始まりです。
今年度は新たに二人のメンバーがラボに加わりました。
正井
体細胞からiPS細胞へ初期化する際に、なぜ初期化しやすい細胞とそうでない細胞があるのか?ゲノム解析を切り口にして、その謎を解き明かしたいと思います。
柚木
京都大学複合原子力科学研究所から移ってまいりました柚木と申します。
自身が今まで行なっておりました質量分析と構造生物学的手法の統合アプローチによって、体細胞の初期化の分子メカニズムの解明に取り組みます。本研究を通じて、iPS細胞の製造法の開拓に貢献したいと考えております。
バイオインフォマティクス解析と構造生物学的アプローチを取り入れることで、良い化学反応が起きて研究がよりいっそう進展することが楽しみです!
新メンバーを加えた全員で鴨川土手でお弁当を食べました。桜はぎりぎり残っていて、時折風で桜の花びらが舞ってお弁当に舞い降りる感じは情緒がありました。カモがおこぼれを狙ってブルーシート上まで上ってきたり、トンビが超低空飛行で飛んでいったり、この辺のあるあるも堪能しました。
今年度はこのメンバーで研究をがんばります! (中川)