231125 第7回培養コンソーシアムシンポジウム

今年も「幹細胞の培養法・培養工学のためのコンソーシアム」のシンポジウムが大阪大学にて開催されました。今回も非常に面白いお話を聞くことができ、大変有意義でした。

杉井先生は、脂肪由来幹細胞の抗菌採用や、魚細胞を使った培養脂肪についてお話しくださりました。将来的には培養肉や魚と組み合わせることでより実物に近い肉や魚ができるのではないかと思います。シンガポールでは培養肉が普通に売られていることを始めて知りました。日本でもコンビニで買える日が来るかもしれません。

高里先生は、iPS細胞から膀胱組織オルガノイドを作り出すお話をしてくださりました。

下林先生は、最近ググッと注目が高くなってきた相分離に関してiPS細胞などとの関わりに関してお話しくださりました。

中沢先生は、アカデミアでのCAR-T細胞創薬についてお話しくださりました。最初から最後までインハウスでやられていることには感銘を受けました。なんとか大手製薬企業が手を上げてほしいと感じました。

会の後半には、今年度の紫綬褒章をご受章された関口先生の記念講演がありました。非常に面白いお話しでした。一人の研究者がこれだけのマトリックスの歴史を作ったのか!?と改めて感動しました。将来的野望も大変興味深く、まだまだ現役で研究を続けていただきたいです!

今会は、講演後の情報交換会も復活しました!

来年に続く良い会だったと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です